白山の歴史と登山道

古くから霊峰として白山信仰がありますが、詳しい白山の歩んできた歴史はどのようになっているのでしょうか?!

年代

慶雲3年(706年)
・・・ 白山の噴火により山火事が発生したと記録されています。
養老元年(717年)
・・・ 泰澄上人が開山しました。
天長9年(832年)
・・・ 越前・加賀・美濃の三方から白山への登拝道(禅定道)が開かれました。
嘉祥元年(848年)
・・・ 勅によって神殿仏閣が造立されて、鎮護国家の道場と定められました。
延喜5年(905年~)
・・・ 『古今和歌集』の中で「しらやま」として詠われました。
長寛元年(1163年)
・・・ 白山の開山から加賀馬場の形成などを記述した『白山縁起』が成立したと推定されています。
寿永2年(1183年)
・・・ 源義仲が倶利伽羅峠の戦いの戦勝により白山比咩神社に神馬を奉納しました。そして源頼朝が神領の寄進をしています。(平家物語)
文明12年(1480年)
・・・ 大火によって白山比咩神社の40余りの堂塔伽藍がすべて焼失しました。末社三宮が鎮座していた現在地へ遷ります。
万治2年(1659年6月)
・・・ 白山が噴火しました。これが一番新しい噴火になっています。
寛文8年(1668年)
・・・ 江戸幕府が地元の藩主から白山周辺の土地を取り上げて、江戸幕府の直轄領としました。
明治4年(1871年8月29日)
・・・ 廃藩置県が行われ、その翌年に白山周辺の土地は、石川県に属するようになりました。
明治5年(1872年)
・・・ 太政官通達によって神社仏閣地の女人禁制が解かれて、鳥取県の女性が白山に初登頂したとされています。
明治7年(1874年)
・・・ドイツ人の地質学者ヨハネス・ユストゥス・ラインが白山に登頂して、採取した化石を調査しました。
明治26年(1893年)
・・・ 山頂の三角点が一等三角点に選定されました。
大正7年(1918年)
・・・- 後年の『日本百名山』で著名になる深田久弥(中学生時)が、友人と二人で登頂しています。
大正10年(1921年)
・・・ 岩間道の登山道が開設されました。
大正14年(1925年)
・・・ 白山比め神社所有の白山縁起が国の重要文化財に指定されました。
昭和30年(1955年)
・・・ 一帯が白山国定公園に指定されました。
昭和37年(1962年)
・・・ 一帯が白山国立公園に指定されました。
昭和52年(1977年8月26日)
・・・ 白山スーパー林道が開通しました。
昭和53年(1980年8月22日)
・・・ 浩宮徳仁親王が別当出合から砂防新道を利用し登頂して、白山室堂に宿泊しています。
平成3年(1991年)
・・・ 白山瀬女高原スキー場が営業を開始しました。
平成11年(1999年)
・・・ 白山室堂(山小屋)がリニューアル工事のため食事提供を中止します。その年間宿泊者数が1万人台に減少しました。
平成14年(2002年8月2日)
・・・ 「白山室堂リニューアルオープン式典」が石川県知事参加のもと行われ、食事提供が再開されました。その年間宿泊者数が2万人台に回復しました。
平成15年(2003年7月1日)
・・・ 石川県出身の深田久弥が生誕100年である白山の山開きの日に、『山を愛した文学者深田久弥 生誕100年(北陸 石川)』の北陸ふるさと切手が、郵便局から発売されました。白山を背景に登山時の人物像が描写されています。
平成17年(2005年2月1日)
・・・松任市と石川郡美川町・鶴来町・河内村・吉野谷村・鳥越村・尾口村・白峰村が合併して白山市となりました。
平成21年(2009年6月2日)
・・・ 石川県白山自然保護センターが絶滅したとされていたライチョウの雌1羽を確認しました。
平成24年(2012年7月1日)
・・・ 白山雷鳥荘の全面改築が終わり、営業を開始しました。
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登山

禅定道として、天長9年(832年)に、越前・加賀・美濃の三方から白山への登拝道(禅定道)が開かれましたが、現在も大部分が白山への登山道として利用されています。

越前禅定道

越前馬場である福井県勝山市の平泉寺白山神社から、法恩寺山、市ノ瀬、指尾山、室堂を経て、御前峰(白山頂上)へ通じる道です。

加賀禅定道

加賀馬場である石川県白山市の白山比咩神社から桧新宮、長倉山、天池室跡、四塚山、大汝峰を経て、頂上へ通じる道です。

美濃禅定道

美濃馬場である岐阜県郡上市の白山長滝神社から、白山中居神社、石徹白の大杉、神鳩社跡、水呑権現社跡、三ノ峰、御手洗池・別山室跡、南竜ヶ馬場、室堂を経て頂上へ通じる道である。山頂付近には加賀国の一宮である白山比咩神社の奥宮があります。

登山道(主要な3つのコース)

砂防新道

石川県白山市の別当出合が起点で、眺望には乏しいですが所要時間が短くすむので、上りや日帰り登山に利用される事が多いです。

観光新道

石川県白山市の別当出合が起点で、展望が良いこともあり、下りに利用されることが多くあります。

平瀬道

平瀬道は岐阜県白川村の大白川ダムが起点です。下部はブナ林、北アルプスの展望があり、日帰り登山に利用されることもあります。

その他の登山道

石徹白道(美濃禅定道・南縦走路) 

白山中居神社 - 石徹白の大杉 - 神鳩ノ宮避難小屋 - 銚子ヶ峰 - 一ノ峰 - ニノ峰 - 三ノ峰避難小屋 - 三ノ峰 - 別山平 - 別山 - 油坂の頭 - 南竜山荘 - 室堂 - 白山

白山(旧越前)禅定道 

市ノ瀬 - 六万山 - 指尾山 - 観光新道分岐 - 観光新道(仙人窟 - 殿ヶ池避難小屋 - 蛇塚 - 黒ボコ岩 - 弥陀ヶ原 - 室堂 - 白山)

釈迦新道道 

市ノ瀬 - 湯谷林道 - 白山釈迦岳 - ミズバショウ群生地 - 七倉ノ辻 - 御手水鉢 - 大汝峰 - お池巡り - 白山

加賀新道

白山一里野温泉スキー場 - ゴンドラ頂上駅 - 檜倉 - しかり場 - 口長倉山 - 奥長倉山避難小屋 - 奥長倉山 - 美女坂の頭 - 百四丈滝展望地- 天池室跡 - 油池 - 四塚山 - 七倉ノ辻 - 御手水鉢 - 大汝峰 - お池巡り - 白山

加賀禅定道(檜新宮参道) 

白山一里野温泉 - 檜新宮 - しかり場(加賀新道合流点) - (加賀新道) - 白山

楽々新道 

新岩間温泉 - 小桜平避難小屋 - 樅ヶ丘 - 清浄ヶ原 - 七倉山 - 七倉ノ辻 - 御手水鉢 - 大汝峰 - お池巡り - 白山

岩間道

新岩間温泉 - 岩間温泉休憩舎(露天風呂) - コエド - 薬師山 - 樅ヶ丘(楽々新道合流点) - (楽々新道) - 白山

中宮道 

中宮温泉 - 温泉山 - しなのき平避難小屋 - ゴマ平避難小屋 - ゴマ峠 - ゴマの頭 - 三俣峠 - 地獄覗き - 北弥陀ヶ原 - お花松原 - お池巡り - 白山

北縦走路

白川郷 - 馬狩 - 白山スーパー林道 - 三方岩岳 - 馬狩荘司山 - 野谷荘司山 - もうせん平 - 妙法山 - シンノ谷 - ゴマ平避難小屋(中宮道合流点) - (中宮道) - 白山

鶴平新道

白川郷 - 馬狩 - 大窪 - 赤頭山 - 北縦走路合流点 - (北縦走路) - 白山

登山計画